「農民」記事データベース20141215-1146-07

“農業に誇りを持っている”

埼玉農民連青年部
バーベキュー交流会


農家とじっくり話し合えた

 埼玉農民連青年部は11月24日、深谷市で「農家青年とバーベキュー交流会」を開催し、生産者、消費者合わせて約30人が参加しました。

 まずは参加者で自己紹介と質問タイム。「農業をやっていていいところは?」との問いに、「自分で考えて工夫すると作物が応えてくれる」「1日外で仕事ができ、気分がいい」「買ってくれた人に声をかけられるとうれしい」などの回答。

 「なぜいろいろな種類の野菜を作るのか?」という質問には「リスクマネジメント」という回答が多いなか「子どもが食べたい野菜を作っているだけ」という声もありました。参加者からは「農家は朝から晩まで1年中、休みなく働く」というイメージが変わったという声がありました。

 バーベキューでは参加した農家が持参した野菜や、地元の牛肉、古代豚も出てきて、参加者はおいしい食事に大満足。最後はビンゴゲームで盛り上がり、全員が賞品を持ち帰ることができました。

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青年農家自慢の農作物をおいしくバーベキューに

 地元の農業資材店「こいけや」に勤務する加藤史織さんは「普段はお店でしか農家の方と話す機会がなく、じっくりと話すことができてよかったです。農家のみなさんが自分で作ったものを食べて、顔が見える関係が大切と感じました」と感想を話しました。

 さいたま市の学童指導員、儘田(ままだ)麻美さんは同僚の荻野仁美さん、佐々部朝野さんを誘って参加。3人は「とてもおいしかったです。農家と話すいい機会になりました。農産物を楽しんで作っていること、仕事に誇りを持っていることが伝わってきました」と満足そうでした。

 長瀞(ながとろ)町の菌床しいたけ農家、大澤敦さん(36)は就農して5年目。「ほかの農家の話を聞いて勉強になりました。また、消費者が何を望んで、気を付けているかが聞けて、これも勉強になりました」と農家も得るものが多い交流会になりました。

(新聞「農民」2014.12.15付)
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2014年12月

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