農のこころ丸山美沙夫
稲滓火(いなしび)や入り日へ放つ一揆の地 美沙夫 取入れの終えた田や畑で籾殻・稲藁屑などを焼いている晩秋の景。煙がそちこちに立ち、美しい里と風情をかもす。しかし、その地で窮乏から農民が領主に対して起した百姓一揆の地であってみれば、感無量の思いである。先人から受け継ぐその米作りも、いま米価暴落の危機に見舞われている。農の怒りの炎・煙とも。
(新聞「農民」2014.11.24付)
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[2014年11月]
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