黙っていられない、断固反対TPP交渉リレートーク
「TPP交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」の醍醐聰東京大学名誉教授や「TPPに反対する弁護士ネットワーク」の中野和子弁護士、主婦連合会の山根香織会長が呼びかけ人となり、11月7日、「リレートーク『いま言いたい!TPP交渉』」が開催されました。
TPPに反対する各国の市民団体が呼びかけた「国際統一アクションデー」に応えて行われ、医療、農業、建設、研究者、法律、共済、労働など各分野から集まりました。 千葉県農民連の大木傳一郎会長が農業者を代表して発言。「TPPを先取りする米政策で、米価は大暴落している。しかし農水省は全く無策。耕作放棄地が増え、イノシシが出るなど、環境もおかしくなって大変な事態が起きている」と訴えました。 NPO法人建設政策研究所の村松加代子専務理事も発言。「市場の開放だけでなく、決定のプロセスにも海外企業が介入するようになる。日本の国民、住民の意見を反映させたものではなくアメリカのルールが押し付けられる危険性があるので、断固としてTPPには反対だ」と危惧を表明しました。 またTPPに反対する超党派の国会議員も参加し連帯のあいさつをしました。
戦争させない・9条壊すな安倍暴走政権は退陣せよ憲法共同センター 9の日大行動11月11日、「戦争をさせない1000人委員会」と「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」が実施した総がかり国会包囲行動にあわせ、憲法共同センターは「戦争させない・9条壊すな! 9の日大行動」を東京・永田町の国会図書館前で行いました。農民連青年部の渡辺信嗣事務局長もマイクを握り「戦争経験者の悲痛な思いを踏みにじる解釈改憲は断じて許すわけにはいかない。国民を守るというのであれば、TPP交渉をやめて食料供給の安定をまず実現すべきだ」と訴えました。 行動には作家の雨宮処凛さんや、落合恵子さんも駆けつけ、国会を囲んで「安倍政権の暴走は許さない」「安倍首相は退陣せよ」と力強く訴えました。
(新聞「農民」2014.11.24付)
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[2014年11月]
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