農のこころ丸山美沙夫
放牧の牛を集めて秋収め 櫻井つよし 俳誌『道標』から。牧場に放たれた牛は一夏を過し、大きく成長した。春から秋への放牧場も冬を前にして閉牧となる。飼い主たちが集まってそれぞれに車に載せ連れて帰るひと時である。高原で過した牛もまだ居残っていたいのか、車に乗せられるのを嫌がっている場面も見られる。「秋収め」が抒情性を持って伝わる。
(新聞「農民」2014.11.17付)
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[2014年11月]
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