「農民」記事データベース20141117-1142-03

TPP交渉撤退 農政改革反対

全農協労連・食健連が新宿(東京)で宣伝

関連/TPP交渉 大きなヤマ場 農家悲鳴 食い止めよう!


 全農協労連と国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は11月6日、グリーンウエーブ行動の一環として、東京・新宿駅東南口で宣伝を行いました。

 今回の行動では、TPP参加と農政改革のそれぞれに反対する署名を呼びかけました。全労連や生協労連、国公労連などからも参加者が集まり、20人以上が集結しました。

 署名した人には福島・産直カフェのニンジンと玉ねぎ、栃木産直センターのジャガイモとカットゴボウが配られ、喜ばれました。

 署名に賛同した埼玉県上尾市の渡辺浩さん(49)は「TPPに参加すると輸入食品が増えて食の安全が心配です。また、農業に興味もあり、将来的には農業の道に進むことも考えています。署名をする機会はなかなかないので、今回署名しました」と話していました。


国際統一アクションデー

TPP交渉 大きなヤマ場
農家悲鳴 食い止めよう!

官邸前アクション

 アメリカの中間選挙投票日である11月4日、「STOP TPP! 官邸前アクション」が行われました。

 アメリカの中間選挙後が、TPP交渉の大きなヤマ場とみられていることもあり、8日を「国際統一アクションデー」としています。アメリカやオーストラリア、ニュージーランドで市民による大規模なアクションが予定されており、今回の官邸前行動もその一環として行われました。

 農民連からは青年部の渡邊信嗣事務局長がスピーチ。今年産の米価が暴落し農家の手取りがミネラルウオーター以下になっている実態を紹介。「TPPを先取りするかのような市場任せの米政策で、農家は悲鳴を上げている。TPPに参加したらもっとひどい状態になる。何としても食い止めよう」と訴えました。

(新聞「農民」2014.11.17付)
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2014年11月

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