農のこころ丸山美沙夫
新米やいつも野良着の里の父 平澤 澄子 俳誌『白炎』から。新米が出来あがると、さっそく家を離れて生活する家族や親戚などに送ってやる農家が多い。また、それを待っている人々との深い絆があるからだ。この句、実家と契約しているおいしいお米だろう。「いつも野良着」という父のひとすじの姿に、感謝と労いのこもる情感が伝わってくる魅力である。
(新聞「農民」2014.11.10付)
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[2014年11月]
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