コンバインに乗って刈り取った
愛知 第3回稲刈り交流会
農民連青年部、平和若者ネットワーク
太陽がまぶしい秋晴れの9月27日、愛知県新城市で、5月の田植え、7月の畦草刈りに続く“年間米づくり体験企画”の第3回稲刈り交流会を愛知農民連青年部と平和若者ネットワークの共催で行いました。
これは、米づくりをすること、それ以前に田んぼを見ることもない都市に暮らす人にとって、そうした風景を身近に感じてもらいたくて、通年田んぼに通えるように“年間”企画にしました。この日の参加者の多くが田植えや畦草刈りにも参加していました。
この日は、田んぼを提供してくれた佐宗知幸さんのほ場の稲刈り初日でもあり、5月に手植えと田植え機で田植えをしたところから刈り取り作業が始まりました。
午前中、参加者は佐宗さん指示のもと、はじめにコンバインの巡回がスムーズに進むように田んぼの四隅を手刈りし、その後コンバインでの稲刈りを体験しました。田植えに参加していた人は「真っ直ぐに植えないと稲刈りが大変と教えられたことを、今日実感した」と言っていました。
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稲を刈る交流会の参加者 |
午後からは、農民連の野菜や豚肉を使った豚汁とごはんを食べながら交流し、田んぼの中で焼き芋も楽しみました。食品添加物や米価についてのミニ学習会を行い、参加者からは「コンビニで弁当をよく買っていたけど、やめて自分で作ろうと思う」「家の周りに田んぼがあって、見てはいたけどその中身を知ることはなかったので、米の価格や国の政策等、想像していなかった現実とのつながりがあるとわかった」などの感想がありました。
12月には、番外編の「お米を食べよう会」を計画中です。
(愛知農民連 服部円美)
(新聞「農民」2014.10.27付)
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