2014年10月
■2014年10月27日(第1139号)
- 水より安い生産者米価
- 大問題となっている米価の大暴落。農協の概算金は前年を1俵(60キロ)3000円前後も下回り、コシヒカリで1俵9000円、その他の銘柄では8000円台〜7000円台の価格も続出し、2013年産の下落と合わせると2年間で5000円を超える下落です。
- 怒 怒 怒 怒 怒
- うれしい収穫がつらくなる/米作れば作るほど赤字だ!
- 福島原発 東電本社に全面賠償を要請
- 農民連関東ブロックは9月25日、東電本社に対して「福島原発事故による損害の全面賠償を求める要請」を行いました。今回の要請には、本社の大石兼資部長はじめ、栃木・埼玉・茨城・千葉の各補償相談センターの職員も同席し総勢11人での対応となりました。
- 暴走安倍政権 早期退陣を
- 9月29日に開会した臨時国会も中盤に差し掛かる10月15日、暴走する安倍政権の退陣を求めて、国会前行動が行われました。
- 農のこころ
- 田仕舞や夫婦あ・うんの夕篝火
- “はちきん”女性部つくるわよ
- 農民連女性部は、来年2月に奈良県で開催される総会で、結成25周年を迎えます。この記念総会に向けた「全都道府県に女性部を」という呼びかけに応えて、女性部のない県でも「女性部をつくろう」という取り組みが各地で盛り上がっています。
- 「ふるさと産直」 列島3000キロの味と香り満載
- 第41回赤旗まつりが11月1日(土)から3日(月、祝日)まで、東京都江東区の「夢の島」公園で行われます。
- 宮城県災対連 被災地支援
- 宮城県災対連の30回目の「炊き出し&何でも相談会」が9月26日、名取市の箱塚仮設住宅で行われ、農民連本部からは、職員と大田区のつりの会と合同で6人が参加しました。
- 小2生が大根の種植え
- 岡山県農民連女性部の坪井瑞穂さんが9月26日、岡山市立曽根小学校2年生の畑づくりの手伝いに行きました。
- コンバインに乗って刈り取った
- 太陽がまぶしい秋晴れの9月27日、愛知県新城市で、5月の田植え、7月の畦草刈りに続く“年間米づくり体験企画”の第3回稲刈り交流会を愛知農民連青年部と平和若者ネットワークの共催で行いました。
- 旬の味
- 大地の恵みがかえってくるこの時期、新米はやっぱりおいしい。艶(つや)と香りが違う。「新米や湯気の向こうにをりし子ら」(NHK俳句)。ほほえましい食卓の情景が浮かぶ。新米は、おかずがなくても良いといわれるが、長年培われた日本人の感性をいつまでも持ち続けたいものだ
■2014年10月20日(第1138号)
- 農民連 全国代表者会議開く/米価暴落 米作りを守れ 主食を守れ 10・22緊急 昼休みパレード
- 農民連は10月7日、全国代表者会議を開き、秋の諸課題でのたたかいと、来年1月の第21回定期大会成功をめざす会員と新聞「農民」読者拡大運動を前進させる決意を固めあいました。
- 米価暴落 くず米1キロ5円!?/青森・津軽農民組合 降ひょう被害現地調査
- 臨時国会が開会して初めてとなる「STOP TPP!官邸前アクション」が10月7日、首相官邸前で行われました。同日開かれた農民連の全国代表者会議の出席者も多数参加し、農民の切実な思いを次々に訴えました。
- サケの刺網漁を許可してほしい
- 岩手県漁民組合の組合員等38人の漁民が9月30日、岩手県に対して固定式刺し網によるサケ漁の許可を求める申請書を提出しました。県からは水産振興課総括課長らが対応。終了後には記者会見も持ちました。
- 農のこころ
- 新米の安値てのひら摺りあがる
- TPP許さない共同さらに広く
- TPP交渉が「11月合意」をもくろむオバマ米大統領のねらいを受けて続けられる一方で、合意を許さない運動も中央や地方で取り組まれています。「各地の経験に学びたい」「これからの運動をどう進めるか」の声に応えて、「TPPをめぐる運動のこれからを考える全国交流集会」が9月27日、東京・御茶ノ水で開かれ、全国から250人を超える人々が集い、交流しました。
- 南牧村の菊池幸彦村長と懇談
- 長野県の佐久農民センターは9月24日、南牧村の菊池幸彦村長(農民連会員)を表敬訪問し、懇談しました。南牧村は日本一高いJR野辺山駅(標高1345メートル)に代表されるように標高が高く、冷涼な気候を生かした高原野菜と酪農を主とする農村です。佐久農民センターの事務所がある佐久市からは約40キロ離れています。
- 事務所兼集荷所を新築/“戦争はダメ”の文字
- このたび、福島県の安達地方農民連とあだたら産直センターが、事務所兼集荷所を新築しました。新事務所兼集荷所は、木造平屋建て、建築面積は42・5坪。省エネ機能満載の建物です。
- 移転より再整備がいい/移転予定地・豊洲を視察 推進のアリバイ作り?
- 守ろう! 築地市場パレード実行委員会は9月20日、「9・20築地市場&豊洲予定地視察バスツアー」を開催し、50人以上が参加しました。
- 旬の味
- 9月27日の土曜日はいい天気で、玉子の配達中にツーリングするたくさんのバイクとすれ違った。その車内で、カーラジオから聞こえてきたのが御嶽山噴火のニュースだった。あまりに唐突な出来事に、あっけにとられた
■2014年10月13日(第1137号)
- 「欠陥ナラシ」はセーフティーネットにならない/米政府は日本農民いじめやめろ
- 9月26日、農水省が「2014年産水稲の作柄概況」を発表しました。それによると、北海道「108」、岩手・茨城「105」など、北日本・関東太平洋側で「やや良」。一方、記録的日照不足に見舞われた西日本では、広島・山口・徳島・香川が「95」になるなど「やや不良」で、全国作況は「平年並み」の「101」となっています。
- 収穫直前のソバ、キャベツ降灰/米価暴落黙ってられない
- 木曽節にも歌われ、3000メートル級の山としては、小中学生でも登れる山として親しまれ、また、山岳信仰の山としても有名な御嶽山が9月27日噴火しました。この噴火で、死者51人(10月5日現在)、重軽傷者は60人を超え、戦後最悪の火山災害となりました。ともに山に親しむものとして心が痛みます。
- 止めよう安倍政権の暴走
- 第187臨時国会が、9月29日、開会しました。会期は11月30日までの63日間の予定です。
- 地域草の根の共同広げよう
- 10月1日から始まる「グリーンウエーブ行動」を前に、全国食健連は9月28日、東京都内で全国代表者会議を開き、22都府県から50人余が参加しました。
- 西川氏は“農業破壊”大臣/過剰米で県独自対策を
- 安倍首相は9月19日、内外情勢調査会での講演で、西川公也新農相を天まで持ち上げました。いわく、「西川氏を農水大臣に据えたところに、TPP早期妥結に向けた私の決意のほどを」見てほしい――。「今までの全中(全国農協中央会)の在り方は廃止し、60年ぶりの農協改革を断行する。40年以上続いた減反政策も廃止する。自民党の農林族と言えば、既得権益の代表のように思われてきたが、日本の農業の未来を考えれば、この道しかない。『真の農林族』である西川大臣の活躍に大いに期待している」。
- 農のこころ
- 籾殻焼く純国産の狼煙(のろし)なり
- 待望の果物加工所できるヨ
- 穏やかな田園風景が広がる宮城県栗原市一迫で、今年から農業を始めた渡辺信雄さん(65)。日々の農作業に加え地域での行事にも精力的に参加し、新たな事業を始めています。
- 奈良県農民連の朝市を見に行きました
- 「奈良県農民連の朝市を見に行こう」と岡山県農民連女性部「はなみずきの会」が計画した奈良研修バス旅行が、9月13日に行われました。備北支部から3人、美作支部から2人、県南支部から10人、県連から1人の計16人が参加しました。
- 旬の味
- 二十数年前から毎年のように夫婦で韓国へ行っていますが、ソウルの仁川(インチョン)空港に着いてびっくり。日本語のガイドさんがいなかったのです。私たちにとっては初めての経験です
■2014年10月6日(第1136号)
- 米価暴落が担い手を直撃
- 今年から経営所得安定対策が半減され、米価変動補てん交付金が廃止されたもとで、40数年前の水準に暴落した米価。稲作農家と農村地域に深刻な影をもたらしています。9月18日、農民連が呼びかけた「米つくって飯くえねえ 中央行動」で、群馬農民連の木村一彦会長が「米価暴落で将来の見通しが立たず、仲間が自ら命を絶っている」と告発。農水省に対策を迫りました。政権交代前の自民党政権の「品目横断的経営安定対策」を契機に農地集積による大規模化が進められてきた高崎市。異常な低米価が何をもたらしているのか訪ねました。
- 緊急の米価暴落対策を
- 島根農民連は9月16日、県に米価暴落に対する緊急対策を要望しました。JAの概算金はコシヒカリでも1万円割れになり、農家はショックを受けています。放置すれば米をつくる意欲は奪われ、島根の米づくりは大きく後退しかねないと県当局に迫りました。
- TPPむりやり“合意”許さない
- 「STOP TPP!! 市民アクション」は9月24日、東京・有楽町マリオン前で、緊急の宣伝行動を行いました。
- 大飯原発差し止め判決 他裁判や原発政策に影響
- 原発をなくす全国連絡会は9月13日、東京都内で「原発をなくす運動の発展をめざす第4回全国交流集会」を開催しました。
- 2月豪雪被害の補助金届かず
- 今年2月に関東甲信地方を襲った豪雪被害の支援対策について、農民連と農民連関東ブロックは9月18日、農水省に要請を行いました。
- 農のこころ
- 夕暮れの野良着そのまま初秋刀魚
- 都市農業の振興・再生めざして/市民生活支える都市農業・農地
- 「大阪都市農業研究会」発足総会が9月20日、大阪市の大阪府福祉会館で行われ、農業理論研究会の学者・研究者をはじめ、府下の自治体や農業関係者ら50人余りが集まりました。
- 広島・土石流被害現場を視察/広島豪雨災害支援募金振り込み先
- 私は、農民連代表として、全国災対連(略称)の一員として、8月20日未明に襲った広島市安佐南区の土石流被害現場を見てきました。
- 郡山市に市民共同発電所を!
- 福島県農民連と、自然エネルギー普及に取り組むNPO「自然エネルギー市民共同発電」が、福島県内で取り組んでいる市民共同発電所の第2弾、「福島あたみまち市民共同発電所」の出資者の募集が始まりました。
- 人気の豚丸焼き 今年も列/コウノトリの豊岡(兵庫)
- 今年で14回目を迎える秋の大収穫祭2014 豚丸友の会例会が9月15日、山形県南陽市で開催されました。
- 旬の味
- だんだんと朝晩が寒くなりました。今年の夏はとても短かったように思います。台風も多く冷夏だったのもあるのでしょうか?
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