築地市場&豊洲予定地を視察移転より再整備がいいこの目でみた! なるほど
守ろう! 築地市場パレード実行委員会は9月20日、「9・20築地市場&豊洲予定地視察バスツアー」を開催し、50人以上が参加しました。 参加者は簡単な説明を受けた後で、グループに分かれて築地市場内を見学。そのあとで現在地再整備のために最初に建てられた、立体駐車場の屋上から市場の全景を観察しました。限られた敷地内に動線を機能的に確保して、効率よくつくられた築地市場の姿に参加者からは感心の声が上がっていました。
昼食交流会では、全労連・全国一般東京地本・東京中央市場労働組合(東中労)の羽根川信委員長があいさつ。「なぜ築地市場再整備がいいのか。その目で見てほしく、今日の視察を企画した」と話しました。 元東京ガスの職員も参加。工場の操業時の写真を見ながら、当時行われていた作業と、汚染状況との関連が説明され、参加者から「なるほど」と納得の声が上がっていました。 午後からはバスで豊洲の移転予定地を見学しました。街区ごとに進ちょく状況はかなり異なりますが、水産部仲卸の建設予定地では基礎工事がかなり進んでいました。東中労の中澤誠書記長は「2カ月来なかったが、作業が一気に進んでいる」と驚くとともに危機感をあらわにしていました。 帰りのバスの中で、建築士の水谷和子さんは、「基礎工事を進めて、地面にふたをしてしまって、法律で定められている、2年間の汚染のモニタリングを一体どうやって行うつもりなのか」と批判。流通計画がいまだに決まらず、汚染対策もおざなりな実態を目の当たりにし、参加者からも「やはり現場を見てよかった。周りの人に伝えていきたい」などの感想が出されました。
都知事移転予定地・豊洲を視察
東京都の舛添要一知事は9月16日、江東区の築地市場と移転先の豊洲新市場予定地を視察しました。 |
[2014年10月]
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