長野・佐久農民センター
南牧村の菊池幸彦村長と懇談
酪農、野菜農家の状況交流
長野県の佐久農民センターは9月24日、南牧村の菊池幸彦村長(農民連会員)を表敬訪問し、懇談しました。南牧村は日本一高いJR野辺山駅(標高1345メートル)に代表されるように標高が高く、冷涼な気候を生かした高原野菜と酪農を主とする農村です。佐久農民センターの事務所がある佐久市からは約40キロ離れています。
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菊池村長(中央)を囲んで。その左隣が小林さん |
菊池村長の話では、大雪被害による農業用ハウスなどは、「11月までにほぼ再建の見通し」とのことでした。また、酪農経営者の実情が出され、野菜農家に対する季節労働者の紹介などの協力要請がありました。
さらに、点在する仲間と元会員や読者の交流会、税金対策、高原野菜生産者への働きかけと話が進み、組織的にも展望が広がる懇談となりました。
当日は、小林節夫元農民連代表常任委員と役員3人が参加し、獣医師で新聞「農民」読者の片桐勝則村議に同席してもらいました。これらの組織づくりの取り組みのなかで、農民連会員のいない自治体だった小海町で、新たに40歳代の女性会員が誕生しました。
後日、片桐村議から「御嶽(おんたけ)山の降灰の影響はなかった」との連絡が入りました。
(長野・佐久農民センター 布施勝次)
(新聞「農民」2014.10.20付)
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