新基地ストップ、暴走安倍政権退陣沖縄知事選へ募金よびかけ農民連 応援ボランティア派遣
9月7日に投開票された沖縄いっせい地方選挙の最大の焦点だった沖縄県名護市議選(定数27)で、辺野古への新基地建設反対を貫く稲嶺進市長を支持する14人が当選し、市政与党が過半数を維持しました。1月の稲嶺市長再選に続いて新基地建設反対の明確な市民の意思が示されました。 しかし政府は、仲井真知事が辺野古の海の埋め立てを承認したことをタテに、「基地建設を淡々と進めていきたい」(8日、菅官房長官)と述べ、あくまで基地建設を強行する構えです。 農民連は、こうした民主主義をじゅうりんする暴挙に抗議し、基地建設作業を直ちに中止することを強く要求します。 同時に、11月16日に投票される沖縄県知事選がいよいよ重要です。すでに前回知事選挙での公約を踏みにじって基地建設推進に成り下がった仲井真知事が再出馬を表明しています。しかし、県民の総意は「辺野古移設断念」であり、これがオール沖縄の意思です。この総意を受けて翁長雄志(おながたけし)那覇市長が出馬表明を行います。 沖縄知事選挙は、辺野古への基地建設をストップさせる歴史的決戦です。同時に翁長知事誕生は、暴走する安倍内閣に痛打をあたえ、退陣に追い込む好機となります。TPPや農政改革、消費税増税、原発再稼働など、安倍内閣が進めようとしている当面の重大な政治課題にも影響を与えることにもなります。 農民連は、この重大な沖縄知事選を、いっせい地方選の結果を確信に、沖縄県連を先頭に全国からの支援を集中して必ず勝利させる決意です。そのためには、選挙ボランティアの派遣を含めて少なくない資金が必要です。全国の仲間の皆さんからの熱い支援を訴えます。
(新聞「農民」2014.9.22付)
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[2014年9月]
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