「農民」記事データベース20140922-1134-03

9条壊すな
安倍政権すぐ退陣!


集団的自衛権行使撤回

総がかり行動・銀座デモ

日比谷野音に5500人

 第2次安倍改造内閣が発足した翌日の9月4日、「戦争させない・9条壊すな・総がかり行動」が東京・日比谷野外音楽堂で行われ、場外を含め5500人が参加しました。集団的自衛権行使容認の「閣議決定」即時撤回、戦争関連法案の成立阻止、安倍政権の退陣などを求める集会とデモ行進です。「戦争をさせない1000人委員会」と「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」が主催しました。

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「9条壊すな!」とパネルを掲げました

 主催者あいさつで、法政大学の山口二郎教授が「きょうの集会を、9条を守るたたかいの第一歩に」と呼びかけました。

 フォークシンガーの小室等さんが「道」を歌い、作家の雨宮処凛さんは「戦争は究極の貧困ビジネス」と述べ、作家の落合恵子さんが「戦争する国づくりに対してかしこい不服従を貫きましょう」と発言。日本弁護士連合会憲法問題対策本部の山岸良太本部長代行と、立憲デモクラシーの会の中野晃一上智大学教授が連帯あいさつしました。

 各地からの報告では、琉球大学法科大学院教授の高良鉄美(たからてつみ)さんをはじめ、戦争をさせない北海道委員会、調布・憲法ひろば(東京)の代表が地域での運動を、ジャーナリストの志葉玲さんがパレスチナ・ガザ地区の現状を語りました。

 日本共産党、民主、社民両党の代表もあいさつ。最後に、参加者は銀座を元気にデモ行進しました。

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風船を片手に沿道に訴える参加者


世論恐れる暴走政権

憲法共同センター

9の日大行動・銀座デモ

 戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター(憲法共同センター)は9月9日、安倍政権の暴走、「戦争できる国づくり」阻止のための9の日大行動を全国で展開しました。東京では「憲法9条守れ 安倍政権にレッドカード 銀座デモ」を行い、約500人が集結しました。

 主催者を代表して新日本婦人の会の笠井貴美代会長が、「安倍政権は、集団的自衛権行使のための立法を来年に先延ばししました。世論を恐れているためです。追い詰めているのは私たちです」とあいさつしました。

 日比谷公園を出発したデモ隊は、ドラムのリズムに合わせて「憲法壊すな」「安倍政権は今すぐ退場」とコールしながら、銀座をパレードし沿道の市民に訴えました。

 日本弁護士連合会憲法問題対策本部の山岸良太本部長代行、「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の高田健さん、日本共産党の田村智子参院議員が連帯のあいさつをしました。

(新聞「農民」2014.9.22付)
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2014年9月

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