TPPもっと知らせよう官邸前アクション
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関連/ストップ!川内原発再稼働 /TPP推進の姿勢鮮明に |
「STOP TPP!! 官邸前アクション」は9月2日、東京・渋谷駅ハチ公前で毎月1回の行動に取り組みました。2012年から始めて2年を迎えたこの行動。今回は、「TPPをもっと知ってもらおう」と、渋谷に場所を移し、道行く人々に宣伝しました。1日からベトナム・ハノイでTPP首席交渉官会合が開催されるなかでの、取り組みとなりました。
冒頭、主催者を代表して、アジア太平洋資料センター(PARC)の内田聖子事務局長があいさつ。TPPのくらしへの影響について、詳しく説明しました。
ゲストとして、日本共産党の紙智子参院議員が訴え、秋に始まる臨時国会でも、安倍政権への国民的反撃で、暴走政治にストップをかける決意を語りました。
郵便ポストに扮(ふん)した郵政労働者、築地市場で働く労働者でつくる、全労連・全国一般東京地本東京中央市場労働組合の中澤誠書記長、プロジェクト99%のまつだよしこさんらがTPPによる各分野への影響をわかりやすく解説しました。
コスプレ姿のえみむめもさんの「みんなでストップ、TPP」、TPPのくらしへの影響を表現した路上演劇などのパフォーマンスが行われました。
また、農家がつくった「TPP反対音頭」に合わせて、浴衣姿の参加者が中心になって踊りの輪ができ、道行く人の注目を集めました。
TPP反対を訴え渋谷で盆踊り |
「川内原発は再稼働するな!」とこぶしを振り上げる参加者 |
ステージでは、次々に発言者が登壇し、原発ゼロへの思いを語ったほか、各地の再稼働反対運動の報告もありました。
協力団体を代表して、原発をなくす全国連絡会の小田川義和さん(全労連議長)、さようなら原発1000万人アクション呼びかけ人の鎌田慧(さとし)さん(ルポライター)らがあいさつしました。
共産党や社民党の国会議員も参加。日本共産党の志位和夫委員長は、「稼働原発ゼロ」の夏でも電力不足が起きなかったこと、再稼働路線に痛打を与える判決が相次いでいることなどをあげ、「新たな『安全神話』にもとづく無謀な再稼働をみんなの力で止めよう」と訴えました。
また、戦争する国づくり、消費税大増税、原発再稼働、社会保障の大改悪など「アベノミクス」を強力に推し進める「亡国政治」加速の布陣です。
国民民的反撃で、安倍内閣打倒の大運動を強めるときです。
[2014年9月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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