農のこころ丸山美沙夫
走りゆく眼差し今朝の稲の出穂 美沙夫 淡い緑色の稲の出穂がいっせいに見られた瞬間である。青田は夏の季語だが、稲の出穂によって秋の季節へ農村の原風景も様変りする。田一枚一枚を見渡している農びとの目の輝きにはほっとさせられる。だが、二百十日の台風シーズンでもある。稔りの収穫期まで目が離せない不安とともに、気象条件にも立ち向うとき。
(新聞「農民」2014.8.25付)
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[2014年8月]
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