国保通知書みて税額を計算
高い税率も世帯分割すれば
岩手 江刺農民組合が学習会
岩手県の江刺農民組合(奥州市江刺区)は7月25日に国保学習会を開催しました。
7月に入り、市役所から国保の切符(納税通知書)が各世帯に届いています。今回の学習ポイントは、実際に届いた切符をもとに国保の税額を計算すること。齊藤公男組合長が準備した資料を使って、制度の仕組みを学びました。
奥州市は、所得割の税率が医療給付金分・後期高齢者支援金分・介護納付金分あわせて14・73%という、県内でもいちばん高い自治体です。
後期高齢者の親がいる家族での世帯分離についても論議。参加した会員のひとりの例で計算してみたところ、世帯分離をすると後期高齢者医療保険料と介護保険料をあわせて数万円の節税になることがわかりました。
国保が重税の代表格となっている今、この動きをぜひ全県に広げていきたいと考えています。
(岩手県農民連 岡田現三)
(新聞「農民」2014.8.25付)
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