大間原発つくらせない
現地集会
函館・岩手・大阪などからも参加
“反対”の合図で風船とばす
青森県の大間原発(大間町)に反対する現地集会が7月20日、同原発に隣接する反対派の敷地内で開かれました。今年で7回目の集会には、青森県内をはじめ北海道函館市からの90人を含め、岩手、福島、大阪などからも参加し、過去最高の600人が集まりました。
「大間原発に反対する会」の佐藤亮一代表が、関西・大飯原発の再稼働を認めなかった福井地裁判決にふれ、「ともにがんばろう」と訴えました。脱原発原告団全国連絡会の小野有五共同代表(北海道大学名誉教授)は地質学者の立場から「自然はウソをつきません。この会場は大地震のたびに地盤が持ち上がってきた土地。そういう場所に原発をつくってはいけません」と呼びかけました。
大間原発差し止め訴訟を提起した函館市からは2人の市議会議員が参加。紺谷克孝市議(日本共産党)は「市議会の五つの会派は全員、提訴を全面支援するという立場で活動している」と紹介しました。
大間原発でもし事故が起きた場合、放射性物資がどこまで広がるか調べるため、連絡先を記した風船500個を「大間原発反対」の合図とともにとばしました。
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風船で脱原発をアピールしました |
集会後のデモ行進では町民が道ばたや玄関先で手を振って応える姿が前回より増えていました。
(新聞「農民」2014.8.11付)
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