若人よあつまれ!!
生産者・消費者「食べて交流」
千葉・多古町「しんのみくうかん」
若手生産者と若者の交流会「若人よあつまれ!! ―SUMMER TALK―」が7月19日、千葉県多古町の多古町旬の味産直センタ―の交流施設「しんのみくうかん」で開催され、約40人が参加しました。主催は千葉県農民連青年部と県内の青年団体で作る、同実行委員会。
生産者を囲んだグループトークでは生産者、消費者それぞれから「畑を見に来てほしい」「どうやってお店で新鮮な野菜を見分けるのか」「もっと消費者に発信をしていかないといけない」などの率直な意見や質問が飛び交いました。
後半はお待ちかねの「食べて交流」の時間。まずはピザ作りです。新鮮な野菜をのせて作ったピザはシンプルながらもとてもおいしく、参加者は大満足でした。その後も流しそうめんや野菜のてんぷらなどを食べ、夜は花火を楽しみながら大いに交流しました。
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手作りピザに挑戦中の参加者 |
船橋市の高校生1年生、二瓶満瑠さんは「出てきた食べものはどれもおいしく楽しかったです。普段安いものを選んでしまいがちですが、農家は安全なものを作ろうとがんばっていることがよく分かりました」と話していました。
楽しかったピザ・流しそうめん
香取市の齋藤晃生さん(40)はモンゴル人の奥さんと息子とともに参加。「モンゴル国立大学に通う息子が帰省していたので、一緒に参加しました。モンゴルでは体験できないことを愛する息子に体験させることができました」と話し、息子のオユンバーター・エンフトドルゴーンさん(18)も「特に流しそうめんが楽しかったです」と笑顔を見せていました。
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流しそうめんではミニトマトも流れてきました |
しいたけ農家の高橋芳文さん(34)は「普段は生産者としか交流がないので、さまざまな青年と話せて新鮮でした」と生産者にとっても有意義な交流会となりました。
(新聞「農民」2014.8.4付)
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