「農民」記事データベース20140804-1128-02

共同広げ国民的運動大きく

国民大運動実行委など
中央総決起集会に2千人


 国民大運動実行委員会などは7月25日、東京・霞ケ関周辺で一連の行動に取り組み、日比谷野外音楽堂では中央総決起集会が開かれ、2000人が集結しました。

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集会後、銀座に向かってデモ行進。左から2人目は笹渡事務局長

 大黒作治・全労連議長が主催者あいさつ。「労働法制の全面改悪反対、安倍暴走政治にストップをかけるために力を合わせよう」と呼びかけました。

 アメリカのファストフード労働者賃上げ・組織化運動のニコラス・ルディコフさんは「最低賃金は生活できる賃金でなければならない。よりよい未来のために世界が協力しよう」と訴えました。

 国公労連、生協労連、全国生活と健康を守る会連合会の代表らが、全国一律最賃制の必要性を語りました。

 農民連の笹渡義夫事務局長が「一つ一つのたたかいの共同を広げ、国民的運動に発展させよう」と閉会あいさつ。元気にシュプレヒコールをしました。

TPP反対 地域で広げよう

農民連食健連
「農政改革」に抗し暴走阻止を

 農民連は、全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)など他団体とともに、農水省前に場所を移し、要求行動に取り組みました。

 農民連の白石淳一会長があいさつ。「TPPに対するたたかいとともに、安倍『農政改革』に抗する共同を広げ、暴走政治の目論見を阻止するために力を合わせよう」と呼びかけました。

 各団体から発言。自治労連、全日本教職員組合、全労連・全国一般東京地本、新日本婦人の会、国公労連の代表が、地方政治、学校給食、子どもの食の安全などの視点からTPPに反対する決意を述べました。

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農水省前でシュプレヒコール。左から2人目は白石会長

 全国食健連の坂口正明事務局長が閉会のあいさつ。「交渉の中身がみえにくい現状にあるが、私たちの運動が交渉の進展を食い止めていることに確信をもって、それぞれの地域で運動を広げよう」と激励しました。

(新聞「農民」2014.8.4付)
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2014年8月

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