夏季カタログ
富山県砺波市大門
手延べうどん・里のめぐみ
農民連ふるさとネット
国産小麦100%を使用
コシが強くのびにくい
稲作とチューリップ栽培を始める際に、地元の特産である「大門素麺」の仲間にも加えていただいて、手延べの乾麺作りを始めたのが27年前です。
小麦粉を塩水でこねてできた団子をひたすら延ばして細くするというのが“手延べ”の製麺。団子を薄い帯のように延ばして折りたたんで細く切る“手打ち”とは違った食感のものができます。
さらに同じ手延べであっても団子の作り方や細く延ばしていく方法によって食感が変わります。その微妙さに魅了されて、本来が飽き性の私なのに今日まで製麺を続けることになりました。どうしたら食べる人から喜ばれ、作っていても気持ちの良い製麺ができるか、いろいろ試すことがおもしろく、いつの間にか年を重ねています。
産直運動の仲間の方から「国産の小麦粉で作った麺を食べたいのだが」との話をされたのが15年ほど前、国産100%で手延べができるだろうか? 試してみたいという好奇心が沸き起こりました。これを通じて国産小麦の需要を広げることに少しでも貢献できれば最高です。
以来、北海道農民連から送っていただく小麦で、在庫がなくなりかけたらまた作るということが今日まで続いてきました。コシが強くゆでた後ものびにくい「里のめぐみ」、夏はザルうどんでどうぞ。
(富山県農民連 境欣吾)
※「里のめぐみ」は農民連ふるさとネットワーク(TEL 03・3590・9517)の夏季カタログでお求めいただけます。(品番57)
2600円(200グラム×5)
(新聞「農民」2014.7.28付)
|