東都生協産直協若い生産者とお嫁さんとの交流会西日本の生産者と生協組合員が集う
産直の世代継承どう進めるか東都生協産直生産者団体協議会(産直協)が毎年開催している「西日本地区地域別会議」の一環として、九州や西日本地区の野菜や果物の生産者と東都生協組合員が語り合う「がまだす若者生産者・お嫁さんとの交流会」が7月3日、長崎県南島原市の農事組合法人供給センター長崎で行われ、産直10団体から67人が集まりました。
長崎県北部の一部には50年に一度の記録的大雨の注意報が出され、あいにくの天候のなか、交通機関に若干の影響はあったものの、参加予定者全員が結集しました。 西日本地区担当役員の小林辰雄さんが、「今回のような多くの参加は初めてではないでしょうか」とあいさつがありました。 今回のテーマは「産直世代継承を語る集い」です。若い生産者とお嫁さんたちの期待に応えるような柔らかな雰囲気の交流となりました。 開催地の歓迎あいさつと組織紹介から始まり、東都生協からのあいさつと事業報告、新世代の取り組みの報告がありました。また今回、三つの分散交流会(1)若者生産者(2)農家の嫁さん(3)産地責任者――が行われました。 「商品とともに産地のことを細かく、親近感を持ち、顔の見える情報を発信していくことが大事」「世代継承をどのように進めていくのか」「生活習慣・食生活が変わっていく中で、これからの取り組みも、世代のニーズに対応できる組織であるべきではないのか」どの意見や疑問が出されました。 懇親会では、生産者が持ち寄りの野菜と産直米のおにぎり、そうめん流しで盛り上げ、バーベキューをしながら語り合い、1日が短く感じられました。 今後も、農家の嫁さんを中心とした家族と農業経営、「食と農」の大切なつながりを一緒に語り合う機会を設けることの必要性を痛感しました。 (農事組合法人供給センター長崎 太田透)
(新聞「農民」2014.7.21付)
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[2014年7月]
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