「農民」記事データベース20140721-1126-07

夏季カタログ

大阪・南泉州
水ナスのぬか漬け

独特の甘み アク少なく 口当たり良い


一つ一つの果実に細心のケア

画像  いまみずみずしい「水ナスの浅漬け」が旬の時期です。水ナスは、水分を多く含み、甘みがあり、生で食べられるナスとして全国でもめずらしいです。

 現在は、全国各地で栽培されていますが、「本家を離れると木茄子に化ける」といわれるように、大阪府・泉州地域の和泉砂岩層が「水ナス」を育てました。水ナスは、皮が薄く、自分の葉やトゲですぐに表面が傷ついてしまいます。生産者は、一つ一つの果実に細心のケアを行っています。

 「水ナス」は、95%が水分ですが、ビタミンC、ビタミンB1、カリウム、鉄、カルシウムなどの栄養素が含まれ、特に体を冷やすカリウムが多く含まれています。黒い皮に包まれる目の働きを高めるアントシアニンも大切な栄養素です。

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泉佐野市の泉和彦さん(ハウス栽培の水ナス)

 農民連・大阪産直センターが扱っている北由食品の「さんさん漬」は、独特のみずみずしさと、口当たりの良さで好評をいただいている泉州を代表する「水ナスのぬか漬け」です。今年も「毎年、お中元には、泉州の『水ナスのぬか漬け』を送って喜ばれています。お中元は何にしようかと考える手間がかからなくて、大変重宝しています」などのお礼と激励の手紙が寄せられています。

 ※「泉州水ナス」は農民連ふるさとネットワーク(TEL 03・3590・9517)の夏季カタログでお求めいただけます。(品番65〜68) 3600円(7玉入りから)
(大阪・農民組合阪南支部協議会 下村晴道)

(新聞「農民」2014.7.21付)
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2014年7月

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