「農民」記事データベース20140721-1126-03

=全国研究交流集会=

豊かな自然・温泉も豊富
北信州の夏を満喫して!!

長野県農民連事務局長 宮沢国夫

関連/2014年農民連全国研究交流集会


 研究交流集会が開かれる栄村は、長野県の北部、会場から数分歩いて橋を渡ると新潟県。そこを流れる千曲川は、新潟県に入ると信濃川と名前が変わります。

 3年前の大震災では、栄村も震度6強の地震に見舞われ一時は全村民が避難しました。その避難所の一つが今回の集会の会場となる村役場です。「村民に何かあったときに集まれる場所が必要」ということも考慮して高橋前村長のときに老朽化した建物が立て替えられました。議会室も村議会のとき以外は、会議室として使用でき役場の施設にも住民本位が貫かれています。

 研究交流集会の終了後、栄村とその周辺巡りはいかがでしょうか。秋山郷は村中心部から車で1時間半。古くから地理的に閉ざされていたために独特の生活習慣が残されています。川を掘れば温泉が湧き出るなど温泉が豊富で、宿泊施設もあります。

 栄村は、絵手紙の村でもあります。夜の交流会会場の隣には、山路智恵美術館・タイムカプセル館があります。また、標高1020メートル、ブナの原生林に囲まれた野々海高原と野々海池も夏の涼を求めるには格好の場所です。

 そして、少し足をのばせば志賀高原・野沢温泉・戸隠等、北信州の高原と温泉で夏を満喫してください。

 (栄村の観光・宿泊のお問い合わせ先 村観光課TEL0269・87・3333)


2014年農民連全国研究交流集会
 農民連は8月5、6の両日、長野県栄村で2年に1回の「全国研究交流集会」を開きます。今回の研究交流集会は、重大な局面を迎えているTPPや、「攻めの農政改革」、農協・農業委員会の解体攻撃への反撃など、農業をめぐる重大な局面のなかで開催されます。奮って参加しましょう。
日時 8月5日(火)午後1時半〜6日(水)正午
会場 長野県下水内郡栄村、村役場ホールほか
 ※上越新幹線・越後湯沢駅から送迎あり
参加費 全日程参加(会議+懇親+宿泊+朝食) 1万3000円
主な内容
〈特別講演〉
  高橋彦芳前栄村村長
「住民こそ地域を支える知恵のある主人公・実践的住民自治」(仮演題)
〈特別報告〉
大日方聰夫(おびなたとしお)氏(NPO法人まめってえ鬼無里代表)
「森林資源を活用した村おこし」(仮題)
ほかにTPP・農政改革、組織づくりなどについての本部報告・先進事例報告
〈分科会〉
 (1)栄村の実践をじっくり聞こう(2)多様な要求運動と組織運営・仲間作り(3)生産と多様な流通、地域作りと仲間作り(4)TPP・農政改革とのたたかいの交流(5)再生可能エネルギーの実践に学び広げよう(予定)
申し込み・問い合わせ 各都道府県農民連または農民連本部

(新聞「農民」2014.7.21付)
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2014年7月

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