夏季カタログ奈良・五條市
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生産者の宮尾憲明さん |
奈良県でビワを商業栽培しているのは4戸ほどです。最近は鳥獣被害が多発しています。先日もワイヤーメッシュ(注)を張りめぐらした畑の中にシカが侵入しました。
鳥獣被害とたたかい
かなりこう配のあるほ場での収穫の最中にもイノシシが現れ、急な斜面を利用して、枝に足をかけて枝を折りビワを食べることもあります。
果樹栽培の盛んな五條市では鳥獣対策の資材の支援がありますが、申請者が多いこともあり順番待ちになることもしばしばです。
また、今年はカメムシ被害も多く発生しています。6月25日から7月10日ごろが収穫期。ふっくらとした果汁たっぷりの「田中びわ」は、水はけのよい急傾斜地で農薬、化学肥料を使わず丹精込めて育てました。
農民連ふるさとネットワークの夏季産直カタログで、「田中びわ」を掲載しています。
(注)コンクリート舗装などの骨材として使用する安価なワイヤーメッシュ。支柱はある程度の強度が必要。電気柵のようにまめな管理ができない場所では、もっとも効果が期待できる柵。
250グラム(4〜6玉)×4パック 2600円(税・送料込み) 追加送料 北海道・沖縄+800円
[2014年6月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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