農のこころ丸山美沙夫
菜殻焚く雄叫びなせり炎の加勢 美沙夫 「菜」は葉や茎などを食用とする総称である。アブラナ科の葉菜である油菜・芥菜・高菜・白菜・蕪菜など各地の条件を生かして栽培されている。これを稔らせて菜種にするのだが、とくに野沢菜など産地化した地方では、菜殻を焚く情景は見事な風物詩となる。音を立て燃える炎の勢いに、農びとの叫びをふと思う。
(新聞「農民」2014.6.23付)
|
[2014年6月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2014, 農民運動全国連合会