“ええじゃないか・ええじゃないか”
東京
築地市場移転反対パレード
最高気温が30度を超える真夏日になるなか、守ろう! 築地市場パレード実行委員会は5月31日、4回目となるパレード「築地でええじゃないか! Part2」を開催しました。約350人が参加し沿道に築地市場移転反対を訴えました。
食の安全守ろう 宣伝行動も
パレード前には、市場に隣接する波除(なみよけ)稲荷神社前で街頭宣伝を行い、新日本婦人の会、社民党、共産党、緑の党の各政党、弁護士、ミュージシャンなどが観光客らに呼びかけました。
前東京都知事候補の宇都宮健児弁護士があいさつ。「移転先の豊洲は土壌汚染で真っ黒な土地だ。このようなところで本当に食の安全が守られるのか。3・11の東日本大地震でもびくともしなかった築地で再整備すべきだ。司法も含めた多くのみなさんの力で、築地移転を食い止めよう」と訴えました。
日本共産党の笠井亮衆院議員は「東京都が安全宣言すら出せない。汚染対策のめども立たない。物流計画も決まらない。にもかかわらず、許認可権を持っている農林水産省は、都のやることを追認し、認可前に交付金まで出している。都民と市場関係者の理解と合意がなければ進めないと言っていたのはどこに行ったのか」と指摘しました。
宣伝後は築地市場正門から新橋・農水省前を通り日比谷公園まで「ええじゃないか、ええじゃないか、築地でええじゃないか」とコールしながら元気よくパレードを行いました。
(新聞「農民」2014.6.16付)
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