農のこころ丸山美沙夫
一村の日ごと濃くなる青田風 矢野 雄三 『ザ・俳句歳時記』から。植田が根付いて日々育ちゆく。一か月ほどするとすっかり青田となる。永々と続いてきた典型的な農村の田園の風情が感じられて美しい。毎日田んぼの水まわりをしたり、畔草を刈ったり稲を育てる労苦と喜びがその背景に見えてくる。いまこの村にも農の危機が迫る。ぜひ守りたいものだ。
(新聞「農民」2014.6.16付)
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[2014年6月]
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