農のこころ丸山美沙夫
子を畦に弾ませ母の田植機ゆく 角田 重明 俳誌『道標』から。この作に惹かれるのは、「母の田植機ゆく」にある。手植え作業から田植機作業が主力となり、省力化は大きくすすんだ。しかし、田植機を操作している女性は少ない。男手の居ない農家のようだ。子供たちもしっかり育てて来たのだろう。母親の仕事を手伝って苗運びをしたり応援の一こまが見事に。
(新聞「農民」2014.6.9付)
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[2014年6月]
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