戦争する国づくりストップ!
憲法を守りいかす草の根運動を
共同センター改組・結成総会開く
安倍政権が憲法改定の策動を強める中、5月30日に都内で、憲法改悪反対共同センターを発展改組した「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター」(憲法共同センター)の結成総会が開かれ、緊急の呼びかけにもかかわらず、31団体から約100人が参加しました。
2004年に「九条の会の呼びかけに賛同するとともに憲法改悪を許さない運動を全国各地の草の根から発展させること」を目的として憲法改悪反対共同センターが組織され、運動の激励、交流、緩やかな行動の呼びかけを行ってきました。
この間、9条の会と連帯し、改憲反対の取り組みで大きな役割を果たしてきましたが、第2次安倍政権が暴走する中で、「憲法を守り・いかす運動」を総合的に、かつ全国的に進める新たな共同づくりのため、憲法共同センターに発展・改組することになりました。
結成総会では主催者を代表して新日本婦人の会の米山淳子事務局長があいさつ。「安倍首相の記者会見後に潮目が変わった。運動体を結集して改憲阻止の運動を進めよう」と訴えました。
小林武沖縄大学客員教授が「安倍『解釈クーデター』と憲法運動―戦争する国めざす改憲許すまじ」と題して記念講演しました。
安倍政権の解釈改憲は「合法を装ったクーデターのようなもので、究極の立憲主義違反だ」と批判。「安倍『非立憲』改憲を許さないの一点で共闘し、可能な限り広範に運動を広げよう」と呼びかけました。
(新聞「農民」2014.6.9付)
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