田植え真っ盛り
京都
京丹後市久美浜
生育いい“ポット苗”で
田植え最盛期の5月16日、京都府京丹後市久美浜の西山三千雄さん、雄一朗さんが親子で田植えをしていました。2台の田植え機で、作業も速く進みます。1週間で10ヘクタールをこえる植えつけをします。
田植え機は「みのる」。丹後ではあまり見かけません。よく見る田植え機は運転席の後ろに苗を入れますが、「みのる」は運転席の前に入れます。そのため少し前方が見にくいそうです。
植えつける苗も「バラ播(ま)き」ではなく、苗が一株ずつ苗箱に並んでいる「ポット苗」。生育も通常の「バラ播き」よりよいといわれています。
TPPや安倍「農政改革」など、先行きの不透明な米づくりですが、今年も安全でおいしい米づくりに向けて作業が続きます。
(京都府農民連 安田政教)
(新聞「農民」2014.6.2付)
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