増税中止、10%許さない!!
各界連
全国で運動と世論強化を
関連/学習会開催知らせよう 記帳簿の普及さらに
「年金は減らされ、社会保障は削られ、このうえ消費税が8%では、どうやって暮らせというのか」――。悲鳴に近い怒りの声をよそに、安倍政権は8%への増税を強行しました。
このような中で、「消費税廃止各界連絡会」(各界連)は5月14日、全国代表者会議を参議院議員会館で開きました。15団体18地方組織から87人が参加。この半年間の運動の検証と交流を行い、10%への増税を許さないたたかいについて意思統一しました。
討論では、「家計簿調査などで出された切実な実態を発信してきた。新聞で特集(2回)を組み、読み合わせ。自治体請願に取り組んだところも出た」(新日本婦人の会)、「地域医療の質を落とし、崩壊させる。社会保障に税金をかけるのは間違い」(静岡)、「県各界連を再建。着ぐるみや歌など工夫した宣伝に反響が広がった。若い世代に実態を広げるため団体への申し入れを強めたい」(広島)、「自動車パレードや小○(こまる)集会などが注目され、確信が深まった」(愛知)などの意見が出されました。
最後に「運動と世論に脅えているのは増税勢力ではないか」(埼玉)とのよびかけに大きな拍手が起きました。
なお、会議の冒頭に「アメリカは消費税増税を許さない」というテーマで岩本沙弓氏(大阪経済大学客員教授)が講演し、大変好評でした。
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員も連帯のあいさつを行い、増税中止の署名を受け取りました。
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消費税率引き上げに反対する署名を受け取る佐々木議員(左) |
(農民連本部 上山興士)
岡山県農民連が税金反省会
岡山県農民連は4月13、14両日に美作市内で「税金反省会」を開きました。各支部・県連から17人が参加して、今年の税金学習会や計算会などについて熱心な討議が行われました。
参加者から、「学習会をもっとしっかり知らせよう」「チラシで会員以外にも知らせよう」「記帳簿を普及しよう」などの意見が出されました。
県南支部の山陽班では、学習会については、県連ニュースで知らせたうえに班独自のニュースをつくり、会員一人ひとりに対して「当日会費・新聞代持参」も明記し、会費が100%納入されています。
今年から記帳義務化と消費税8%が実施され、来年はさらに大変になることが予想されます。
税金対策部を早急に立ち上げ、農業を守るたたかいを進める決意を固め合いました。
(岡山県農民連 秦明美)
(新聞「農民」2014.6.2付)
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