第4回TPP連続講座地域自立こそ対抗の道農政ジャーナリスト・大野氏講師に
遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーンは「遺伝子組み換え問題からTPPを考える連続講座」の第4回を開きました。講師には農政ジャーナリストで「TPPに反対する人々の運動」の大野和興さんを迎え、「TPPと地域自立」というタイトルで講演。いま地域で起きていること、TPPに対抗するには地域で何をすればいいのかを考えていきました。 「TPPに対抗するには小さい農業、小さい加工所で生きていける仕組みを自分たちで作るしかない」と大野さん。一つの例として、自治体や加工業者なども巻き込みエネルギーの自給も行う山形県の「置賜自給圏」の取り組みをあげました。 会場からは「なぜ置賜の取り組みは長続きしているのか」という質問が出され、「市民の意識が要因ではないか。学校でも紙芝居などで子どもたちに意識をさせている」と語り、こうした取り組みを点ではなく面に広げていくことが大切だと話しました。
(新聞「農民」2014.5.5付)
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[2014年5月]
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