「農民」記事データベース20140505-1116-04

農のこころ

丸山美沙夫


 春耕へ水車太古の陽を回す

          宮田 硯水

 俳誌『白鷺(はくろ)』から。田植えや農作物の種蒔きの前に、田畑の土を耕すことから「耕す」は春の季語とされてきた。昔は人が耕し、馬や牛を使うようになり、現在は耕耘機が主力となっている。とくに米作りには大切な水である。この句、「水車太古の…」と詠んで、時代を経てもなお農に生きる背景を表出させている。

(新聞「農民」2014.5.5付)
ライン

2014年5月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2014, 農民運動全国連合会