旬の味
陽春。新緑がまぶしい季節となり、畑仕事にも力が入る。新年度を迎え、産直組合員13人がパークゴルフで汗を流し、楽しいひとときを共有した。人のスコアを気にしつつ18ホールを回り順位を決める▼夕方は親睦会で成績発表。優勝者から最下位まで賞品を手にした。普段はそれぞれの畑で同じ作物(パイン、マンゴー)を育てながら皆で集まったときは勉強会をする。80歳代から30歳代までの幅広い年齢層で各自の肥培管理や栽培方法など意見交換が行われた▼今年度の産直の取り組みや新品種の育て方、価格についても話し合い、夜遅くまで話は尽きない。安心・安全な農産物を届けたいとの皆の熱い思いが伝わる。後継者不足が心配されているが、魅力ある農業をすれば、子どもたちに伝わると思う▼旧暦の3月は清明祭が行われる。墓前に一族が集い、重箱料理などを供え、打紙(うちかび)と呼ばれるあの世の金を焼く。遠方に住んでいる親族も祖先供養に参加し、会食をする。祖先孝行になると感謝しながら箸(はし)がすすむ。 (き)
(新聞「農民」2014.4.28付)
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[2014年4月]
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