楽しい活動を通じて
地域でがんばりたい
宮城県青年部総会
仲間ふえて結束力高く広い視点で
農家の後継ぎは少ないけれども、多くの人が力を合わせて農業を守り発展させていきたいと、宮城農民連青年部(平間徹也部長・ハーブ農家)は半数以上が非農家ではありながら結束力を高めています。
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みんなで話し合って活動方針を練り上げました |
青年部の活動をするなかで仙南地域で仲間が増え、3月21、22の両日、宮城県蔵王町で青年部総会を開くことができました。参加者は7人で、そのうち3人は初参加です。夜は台湾料理のお店で食事。おいしい料理を味わいながら交流し、協力者の別荘をお借りして宿泊しました。
翌日、DVD「誰のためのTPP? 自由貿易のワナ」を視聴し、眠気を吹き飛ばしました。その後の総会では、青年部の活動方針を決めるために議論に集中! みんなで決めた目的は、「生産から消費までの多様なコミュニティーを作ることで、農家の経営と生活を守ること」になりました。
初参加の人たちも役員として仲間に加わり、やりたいことなどが次々に出されました。参加者の吉田剛さん(岩沼市)は、「各地域でも仲間を増やせるようにしていこう」と話しました。楽しい活動を通して地域でがんばる農家青年を励まし、広い視点をもって農業を盛り上げていけるような青年部にしていきたいです。
(宮城農民連 芳賀緑)
(新聞「農民」2014.4.21付)
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