食健連許せない日豪EPA交渉官邸前で緊急の抗議行動
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は4月7日、日豪経済連携協定(EPA)交渉に抗議して緊急の官邸前行動を実施しました。 TPP交渉でのアメリカの譲歩を引き出そうと進められている日豪EPAに抗議して、主婦連合会会長の山根香織さんやTPPに反対する弁護士ネットワークの中野和子さん、TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会の醍醐聰東京大学名誉教授らが駆けつけました。 アジア太平洋資料センター(PARC)の内田聖子さんは「日本のメディアは報じないが、日豪EPAにもISD条項(投資家対国家間の紛争解決条項)が含まれている」と日豪EPAの危険性を指摘しました。 千葉県農民連の森吉秀樹事務局次長は「離農する人が増え、農村の荒廃が始まっている。『美しい日本』を支える農村が危機に直面している。そのとどめを刺すかのように、日豪EPAでTPPを進めるのはもってのほかだ」と首相官邸に向かって力強く訴えました。 最後に全国食健連の坂口正明事務局長から、アメリカのオバマ大統領来日直前の4月22日に、TPP反対の国会前抗議行動と議員要請、そして夜には拡大版官邸前アクションを行うことが提起されました。
(新聞「農民」2014.4.21付)
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[2014年4月]
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