旬の味
「枚方・食品公害と健康を考える会」は農産物をはじめ安全な食べ物を求めてきた産直組織ですが、会員の高齢・小家族化、若い会員が増えないなかで、この1年は「会のこれからを考える」集会を重ねてきました▼月1回のニュースと毎週の通信がありますが、地元の有機農業生産者の現状や本音が十分伝わっていませんでした。温暖化の被害について、生産者からは、暑い秋がキャベツやほうれん草を傷めつけ、害虫が死滅せず、大根や白菜やニンジンが次々と虫に食われ、タネの半分しか苗にならず、苗の半分しか収穫できないことを聞きました▼農産物の産直には保存技術は必要不可欠なので、どう楽しく、時間や体力に応じてやるかです。今年の夏野菜は、夏野菜のみ購入のメンバーを呼びかけ、保存食の講習会もします。私は一年中、切った野菜に塩麹(こうじ)をまぶしています▼まぶしておくだけで、“保存しつつ、味良し、色良し、硬さ良し”になります。味、甘みは玄米塩麹(麹100グラム、塩20グラム)が抜群です。 (風)
(新聞「農民」2014.4.14付)
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[2014年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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