「農民」記事データベース20140414-1113-13

80歳のレンコン掘り

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冷たい水の畑大変な重労働

岡山・灘崎町 吉本忠徳さん

 3月13日に岡山市で行われた「重税反対統一行動」に参加した吉本忠徳さん(灘崎町)はレンコン農家です。

画像  今日(16日)も朝7時ごろからレンコンの収穫をしていました。吉本さんが倉敷川沿いでレンコン栽培を始めたのは、今から34年前のことです。

 児島湾の干拓地で、入植当時は米を作っていたのですが、3年に1度ぐらい、台風その他の災害で稲が全滅するなどの災難が続き、思い切ってレンコン栽培に踏み切ったのです。

 胸まである作業着を身に着け、冷たいレンコン畑で掘り出す作業は、80歳の吉本さんにとっては大変な重労働です。

 しかし、吉本さんは「体が動く間は、この仕事がしたい」と張り切っています。

 以前は80軒近くあったレンコン農家は今は数軒に減ってしまいましたが、健康にもよいレンコンの需要が高くなればと願っています。

(岡山県農民連 秦明美)


大分市 橘春子

(新聞「農民」2014.4.14付)
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2014年4月

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