「農民」記事データベース20140414-1113-12

自分たちの野菜使ったランチ

みんなで食べに行きました


福岡
みのう農民組合鹿児島ツアー

 福岡県のみのう農民組合は3月7日、九州新幹線で鹿児島へ行きました。「みのう農民組合野菜ボックス」を使ったランチを食べるためです。

野菜の良さフルに活用した料理

 鹿児島駅からタクシーで5分。マナーハウス「島津重富荘」は薩摩藩11代藩主の島津斉彬公が160年前別邸として建てたもので、現在は結婚式場とレストラン部門とで運営されています。目の前には雄大な桜島の噴煙があがっています。

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桜島をバックにみんなでパチリ

 今回の旅行のきっかけは西日本新聞で紹介された「大豆畑トラスト参加者募集」の記事です。

 スタッフの方から大豆の件で問い合わせがあり、2年間桃、梨、ブドウ、柿などの果物を中心に納入していたのが新年から「野菜ボックス」も届けることに。自分たちの野菜がどんな感じで料理されているのか見たくて「ランチ」を食べることになりました。

ハッピーな味に満々足

画像  いただいたのは、宮元伸一郎シェフ(総料理長)おまかせコース。組合員である吉瀬美智子さんの春菊を使ったスープ、行徳久美子さんの焼ねぎ、ニンジンのおいしいこと。みのう農民組合書記長を務める私の「つぼみ菜」に山芋料理。自分たちの提供した野菜がコース料理で次々と並び、担当者の説明に納得の笑顔です。

 男性は、焼酎のお湯割りがぐいぐい入る感じで、メーンの熊本阿蘇の和牛肉も絶品でした。その柔らかさに、ほおは緩みっぱなしです。

画像  野菜を使ったアイスクリーム、ラストのエスプレッソもすごくハッピーな味!! 「毎週野菜ボックスを届ける責任もあるけど、やりがいもあるねー」と一同大満足でした。

 その日は桜島大正大噴火から100年目です。今でも風向きでは灰が降る鹿児島ですが今回の旅行は「食を通しての交流」。宮元シェフから栽培依頼のあった、フランス料理では味付けに必需品の「エシャロット」も大きく育っているので5月から届けることになります。鹿児島に行かれた方は一度は食べてください。

(福岡・みのう農民組合 佐々木督文)

(新聞「農民」2014.4.14付)
ライン

2014年4月

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