春を呼ぶグリーンウエーブ行動TPP撤退へ運動強めよう県内9市 首長・議会・農協組合長を訪問
福井食健連福井県農民連も参加する県食健連は3月17日から25日まで「春を呼ぶグリーンウエーブ行動」をくりひろげ、「TPP交渉はもうやめよう、この福井からも」と、県内9市の自治体首長、農協組合長への訪問・要請を行いました。応対した各自治体、議会、農協などの担当者からは、「TPPはマイナス面が大きい。脱退すべきだと思う」「交渉経過が公開されていないため、よくわからない」「JAも反対の立場は明確だ。ともにがんばろう」「大規模化で借金が増え、米価が下がり、交付金もなくなると心配」などの声が出されました。 後日、訪問した小浜市からは「食のまちづくりを進めてきた市にとって、1次産業やその他の関連産業に大きな影響を及ぼしかねないTPP交渉のゆくえについては、たいへんな関心を寄せている。徹底した情報開示と明確な説明を行い、各分野への懸念が現実のものにならないように万全の体制で臨んでいただきたい」との、松崎晃治市長のコメントが寄せられました。 要請行動に参加した県農民連の玉村正夫会長は「応対した人は誰一人、TPPに賛成という人はいませんでした。また、私たちの行動に首長がコメントを寄せたのは初めてのことです。さらに運動を強めていきます」と話しています。
(新聞「農民」2014.4.14付)
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[2014年4月]
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