「農民」記事データベース20140414-1113-03

消費税増税ダメだよ8%

各界連
抗議の宣伝・署名行動


生活やばい/もう限界/さらに苦しい

 消費税廃止各界連絡会は、消費税率が8%に引き上げられた4月1日、東京・新宿駅西口で、税率引き上げに抗議する宣伝行動を行い、9団体から51人が参加しました。テレビや新聞などマスメディアの取材が多く詰めかけるなか、ビラやティッシュを配布したほか、1時間の行動で、増税の中止を求める署名が150人分、シール投票では「増税中止、5%に戻して」が40人、「仕方ない」が2人でした。

画像
増税中止を求める署名に続々と応じる通行人

 宣伝カーからは弁士が交替でマイクを握り、全労連、新日本婦人の会、東京土建、全国商工団体連合会の代表らが訴えました。

 日本共産党の紙智子参院議員は、「今やるべきは増税でなく、無駄をなくし、所得を増やすこと。国民のくらしを守る新たなたたかいに全力を尽くす決意だ」と述べました。

 農民連の上山興士さんは、TPPへの参加で、日本の農業と食の安全が脅かされることを批判し、「消費税増税で農家の生活はさらに苦しくなる。国民各層と連帯し、増税に反対しよう」と呼びかけました。

 東京都練馬区に住むフリーターの男性(22)は「これ以上上げられるとお金のない人は本当に大変です。もう限界で、暮らしていけない人も出てくるでしょう。新宿も路上生活者が増えているように思います」と話していました。

 東京都三鷹市に住む女子学生(1年)は「一人暮らしなので、8%でもやめてほしい。10%なんてやばいです。無駄なお金の使い方を改めてほしい」と語っていました。

(新聞「農民」2014.4.14付)
ライン

2014年4月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2014, 農民運動全国連合会