消費税増税ダメだよ8%
各界連
抗議の宣伝・署名行動
生活やばい/もう限界/さらに苦しい
消費税廃止各界連絡会は、消費税率が8%に引き上げられた4月1日、東京・新宿駅西口で、税率引き上げに抗議する宣伝行動を行い、9団体から51人が参加しました。テレビや新聞などマスメディアの取材が多く詰めかけるなか、ビラやティッシュを配布したほか、1時間の行動で、増税の中止を求める署名が150人分、シール投票では「増税中止、5%に戻して」が40人、「仕方ない」が2人でした。
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増税中止を求める署名に続々と応じる通行人 |
宣伝カーからは弁士が交替でマイクを握り、全労連、新日本婦人の会、東京土建、全国商工団体連合会の代表らが訴えました。
日本共産党の紙智子参院議員は、「今やるべきは増税でなく、無駄をなくし、所得を増やすこと。国民のくらしを守る新たなたたかいに全力を尽くす決意だ」と述べました。
農民連の上山興士さんは、TPPへの参加で、日本の農業と食の安全が脅かされることを批判し、「消費税増税で農家の生活はさらに苦しくなる。国民各層と連帯し、増税に反対しよう」と呼びかけました。
東京都練馬区に住むフリーターの男性(22)は「これ以上上げられるとお金のない人は本当に大変です。もう限界で、暮らしていけない人も出てくるでしょう。新宿も路上生活者が増えているように思います」と話していました。
東京都三鷹市に住む女子学生(1年)は「一人暮らしなので、8%でもやめてほしい。10%なんてやばいです。無駄なお金の使い方を改めてほしい」と語っていました。
(新聞「農民」2014.4.14付)
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