高校生含む若者6人
酪農と農業体験に来ましたッ
みのう農民組合
《福岡》
将来は農業に就きたい
楽しかった また行きます
2月23日、福岡市の高校生3人を含む若者6人が、福岡・みのう農民組合に酪農と農業の体験に来ました。
午前中は高尾哲也さんの牧場で、牛の乳搾り、えさやり、掃除。一人の女子高生が「将来畜産関係に進みたいので、酪農体験がしたい」と言い出したのが発端となったということで、「おとなしい牛なら」と、乳搾りを体験しました。細かい注意があったり、黒字経営のために、エサに残さのおからを使うなどの創意工夫を聞いて、「テレビなどで見るのとは違うな」と思ったということです。
午後からは、原木シイタケのほだ木切り。直径30センチもあるものは、重くて一人では抱えきれず、2時間もすると、皆クタクタになっていました。
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雑木林からほだ木を運ぶ高校生たち |
体験をした高校生2年生は、「人間は食べなきゃ生きていけないから、農業は絶対に必要とされるという言葉が印象的だった。農業に就きたいと思っていたことは間違いではなかったと思えた。自分が好きなことを仕事にできるのはすごく幸せなこと。とにかく楽しかったので、また行きたい」と、感想を話してくれました。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2014.3.31付)
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