農のこころ丸山美沙夫
苗札の畝のびのびと発芽かな 多ヶ谷 章 『ザ・俳句歳時記』から。苗づくりは野菜、草花、樹木といろいろある。品種や名称、蒔いた時期など記して置くことが必要である。早春の頃は寒い日が続くので、ハウス栽培も多い。この句は、発芽した情景である。春陽ざしを受けて、いっせいに芽が出た様子が「のびのびと」に、明るく伝わる。待つ農土もいよいよ。
(新聞「農民」2014.3.10付)
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[2014年3月]
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