「農民」記事データベース20140217-1105-09

秘密保護法・消費税増税・原発再稼働

国会内外の運動で暴走ストップ

寒風吹くなか国会前集会


 特定秘密保護法の廃止を求めて今国会で2回目となる国会前集会が2月5日、衆議院第2議員会館前で開かれ、寒風が吹きすさぶなか約200人が参加しました。主催は国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会の3団体。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が国会情勢を報告。復興特別法人税の廃止などを盛り込んだ13年度補正予算案が審議されるなか、安倍首相が施政方針演説を行い、暴走を続ける姿勢をあらわにしていることを報告し、「国会内外の運動の力でこの暴走政治を止めましょう」と呼びかけました。

 全日本国立医療労働組合の代表者は、「医療・福祉切り捨ての政治のもと、月4回が基準の夜勤日数も10回を超えるという厳しい労働実態が広がっている」と、3分の2に及ぶ国立病院の深刻な看護師不足の実態を訴えました。「国民負担増加と社会保障の切り捨てのメニューが目白押し。安全、安心な医療の実現をめざして、たたかっていきたい」と、決意を述べました。

 TPP交渉からの撤退や消費税増税中止など4万人分を超える請願署名を提出しました。

(新聞「農民」2014.2.17付)
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2014年2月

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