「農民」記事データベース20140217-1105-07

「原発即時ゼロ」
「子ども・いのち・くらし」守る署名に

全国の皆さんご協力を

100万人署名


 ふくしま復興共同センター

 東日本大震災と福島原発事故から間もなく3年を迎えようとしています。

 放射能汚染水の海への流出、いまだに続く避難生活など“収束”にはほど遠い現状です。避難区域は見直されましたが、多くの人が自宅で生活することができません。土地や建物の賠償は住宅の再取得、生活再建にほど遠い水準です。多くの県民の精神的苦痛も続いており、時間の経過とともに生まれる問題はますます深刻化しています。

 ところが安倍政権は、原発を「基盤となる重要なベース電源」として、将来にわたって活用し、「再稼働を進める」と明記した「エネルギー基本計画」を閣議決定しようとしています。それどころか、原発の輸出までもくろんでいます。福島原発事故を過去のものとし、福島県民の願いを切り捨てることは絶対に許せません。

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街頭で「原発ゼロ」を訴える人たち

 私たちは、国と東京電力が福島県民の願いに背を向けた状況を変えるためには、県民の多数の声を届けることが重要だと考えました。福島県農民連も加盟する「ふくしま復興共同センター」では、3月までに福島県民の半数、100万人を目標に、署名活動に取り組んでいます。署名は福島県民でなくてもできます。全国の皆様の応援をぜひお願いします。

(福島県農民連 佐々木賀代子)

 ▼署名用紙の入手先・問い合わせ 農民連本部(TEL 03‐3590‐6759)、または福島県農民連(TEL 024‐546‐7229)

 ▼署名用紙は「ふくしま復興共同センター」のウェブサイトからもダウンロードできます。

(新聞「農民」2014.2.17付)
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2014年2月

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