福岡県うきは市鬼火(おにび)焚(た)き人々の絆で歳神様をお見送り
私の住む福岡県うきは市吉井町の金本集落で、「鬼火(おにび)焚(た)き」が行われました。鬼火焚きは、新年に飾った門松やしめ縄飾りなどを焼いて、歳神(としがみ)を炎とともに見送る行事で、田んぼに竹を高く組み、火を大きく、高く、燃やします。そこに村の人たちが正月飾りや古いお札などを持って集まり、燃やしていきます。 火の周りでは「かっぽ酒」を飲んだり、ぜんざいを食べたりします。朝7時に火をつけ、しばらくするとパーン、パーンと竹のはじける音が空に響き渡り、笑い声に包まれた、なごやかなひと時を過ごしました。
鬼火焚きは、1月7日にするのが習わしですが、今年は「多くの人が参加できるように」との配慮から、1月5日に行われました。3年ほど前までは集落の行事でしたが、高齢化や考え方が多様化したりして、今では有志で続けられています。農村でも人々の絆がだんだん希薄になっていくなかで、こうした行事を大切に、頑固に守っていく、その思いに胸が温かくなりました。 (福岡・みのう農民組合 金子徳子)
家栄研が出版記念フォーラムがん再発防止の食事は
家庭栄養研究会が、『がん再発予防の食事&生活術』(食べもの通信社発行)の出版を記念して、1月25日、東京都内で出版記念フォーラムを開催し、全国から100人余が参加しました。 |
[2014年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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