「農民」記事データベース20140203-1103-02

農民連 白石会長先頭に署名活動

TPP交渉から撤退を

東京・有楽町

関連/「秘密保護法」廃止しかない


農民連の地方代表・女性部・
青年部と食健連の代表訴え

 1月22日、白石淳一会長を先頭に50人の全国委員会の参加者が東京・有楽町マリオン前でTPP交渉からの撤退を訴え、署名を呼びかけました。「よくわからない」といいながらも足を止める人も多く、対話に花が咲きました。

 白石会長をはじめ、大阪、福島、北海道、群馬の各道府県農民連と農民連女性部、青年部、全国食健連の代表がマイクを握り、通行人に訴えました。群馬農民連の木村一彦会長は母親の嫁入り道具の赤い腰巻きに「TPPも原発もならぬ事はなら怒(ぬ)」と書いて持参。「命を、子どもを大切にするための腰巻きを持ってきました。今の政権は、命を軽視し、今だけ、おれだけ良ければいい社会を作ろうとしている」と批判しました。

 署名に応じた板橋区の男性(80)は「消費者と農家が対立するはずがない。地方が農業で頑張っているから都民は安心して食べられるんだ。がんばってください」と話していました。


「秘密保護法」廃止しかない

国会開会日 3000人超が国会ぐるり包囲

 「『秘密保護法』廃止へ! 実行委員会」は1月24日、国会包囲ヒューマンチェーンに取り組みました。3000人を超える参加者が集まり国会の包囲に成功。参加者は「民主主義を破壊する『秘密保護法』は反対」などと、国会に向かって訴えました。

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手を取り合ってヒューマンチェーンを作り、国会を包囲する参加者

 自由法曹団や社民党、共産党などの政党の代表があいさつ。共産党の宮本岳志衆院議員は「すべての秘密を議会でチェックできるわけがない。そんな国は世界中どこにもない。この段階で秘密保護法の欠陥は明らかだ。廃止しかない」と話しました。

 東京都知事候補宇都宮さんも訴え

 都知事候補の宇都宮けんじさんも駆けつけ「日本は国が都合の悪いことを隠し続けてきた国。今、必要なのは情報公開を徹底することではないか。秘密保護法は法律で廃止できる。日本の民主主義を守るためのたたかいです。ご一緒に守りましょう」と訴えました。

(新聞「農民」2014.2.3付)
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2014年2月

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