農のこころ丸山美沙夫
繭玉や天上高く梁太き 徳武 貞子 俳誌『白炎』から。小正月に豊作を祈願し、米の粉を丸めた団子や餅で農作物などの形をつくり、木の枝に刺して飾る「繭玉」「餅花」がある。また、これを「どんどの火」で焼いて食べると、無病息災という縁起から今も残されている行事の一つ。この句、伝統的な行事を大切にし、農家を支えている貴重さも感じさせる。
(新聞「農民」2014.1.27付)
|
[2014年1月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2014, 農民運動全国連合会