「農民」記事データベース20140127-1102-02

脱原発、消費税・年金下げ反対

宇都宮さん(東京都知事候補)、
商店街歩き訴え

買い物客・店主から激励相次ぐ

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安倍暴走ストップ、TPP撤退実現を


 巣鴨地蔵通り商店街を宇都宮けんじ都知事候補が練り歩き――。

 2月9日投票の東京都知事選挙に立候補を表明した宇都宮けんじさん(前日弁連会長)が1月17日、巣鴨地蔵通り商店街を訪れ、政策を訴えながら歩きました。

 多くの取材陣が集まる中、商店街の入り口で宇都宮さんがサラ金のグレーゾーン金利廃止やオウム事件の被害者救済などに取り組んできた実績を紹介。高齢者福祉や子育て支援、就労環境の改善で、誰もが希望を持って暮らせるまち・東京を作り安倍政権の暴走を止める決意を述べました。

 宇都宮さんは商店街を歩いて回りながら商店街の人や買い物客にあいさつし、激励を受けていました。宇都宮さんと握手をした薬剤師の男性は「原発事故の影響が東京に大きく出ていることをはっきり言う人はなかなかいない。東京電力にしっかり責任を取らせ、防災対策も考えているところに共感できる」と話しました。魚屋の主人は「アベノミクスは商店街にあまりよくない。その上消費税増税と年金引き下げのダブルパンチではたまらない。クリーンな人がぜひ都知事になってほしい」と期待を寄せていました。


宇都宮けんじさん(東京都知事候補)の勝利で
安倍暴走ストップ、TPP撤退実現を

農民連・白石 淳一会長が訴え

 「5000万円」のヤミ献金問題で猪瀬直樹知事が辞任に追い込まれたことに伴い、東京都知事選が1月23日告示、2月9日投票でたたかわれます。

 この選挙は、都民本位の都政問題とあわせて、安倍暴走政治に審判を下す絶好の機会であり、今後の政局に重大な影響を与えることになります。

 選挙には日弁連前会長の宇都宮けんじさんが「希望のまち東京をつくる会」から無所属で立候補することを表明しています。

 宇都宮けんじさんは、格差と貧困、原発被害者の救済、原発再稼働反対などの先頭にたってきた正義の弁護士です。TPPへの参加を許さないたたかいでは、「TPPに反対する弁護士ネットワーク」の呼びかけ人として奮闘されてきました。

 宇都宮けんじ東京都知事の実現は、民意を無視した安倍暴走政治をストップさせる大きな力となり、重大局面を迎えているTPP交渉にも影響を与えることは間違いありません。

 こうした立場から農民連常任委員会は、宇都宮けんじさんを推薦し、全力をあげることを決めました。

 東京都知事選は、安倍暴走政治に審判を下すたたかいです。全国から、宇都宮けんじさんを激励し、東京都に在住する知り合いの方に宇都宮けんじさんへの支援の輪を広げてくださるよう訴えます。

(新聞「農民」2014.1.27付)
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2014年1月

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