3つの最低保障 消費税増税反対
秘密保護法廃止 TPP交渉撤退
今年も世直し雷大行進
チンドン屋先頭ににぎやかパレード
3つの最低保障―全国一律最低賃金制の法制化、年金制度の新設、課税最低限の引き上げ―の実現をめざし、東京東部地域の業者と労働者が中心となって、「世直し雷大行進」が12月8日、東京・浅草で開催されました。
今回は秘密保護法の強行採決直後でもあり、集合場所の花川戸公園がいっぱいになるほどの参加者は、消費税増税の中止、秘密保護法の廃止、労働法制改悪反対、TPPからの撤退などを訴えました。
主催者あいさつの後、JAL解雇撤回争議団など各界からの訴えがあり、農民連からは齋藤敏之常任委員があいさつ。インドネシアのバリ島で行われたWTO(世界貿易機関)会合で、途上国の農業を守れという声が大きくなってきている状況を報告しながら、TPPからの撤退、食糧主権の確立を訴えました。
集会は「日本各地、各層の運動と共同連帯し、悪政阻止の運動を一層強める意思を固めました。私たちは、平和で、健康で安心して生活できる社会実現のため、引き続き奮闘します」というアピールを採択して終了しました。
パレードはちんどん屋を先頭に浅草を練り歩き、にぎやかに、しかし怒りを込めて3つの最低保障実現、消費税増税反対、秘密保護法廃止などを訴えました。
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チンドン屋を先頭に進む参加者 |
(新聞「農民」2013.12.23付)
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