わかりやすく、ためになった
宮城農民連が野菜栽培講習会
秋冬野菜春野菜の管理法学ぶ
5年ぶりとなる野菜栽培講習会が11月30日、大崎市の宮城農民連事務所で行われました。産直関係の組合員を中心に、13人が参加しました。
講師は地元の種苗業者、(株)渡辺採種場・瀬峰研究農場で働く浅野喜久雄さんです。さまざまな野菜を研究していますが、とりわけトマトとホウレン草に情熱を注いでいます。会場では浅野さんが品種改良したトマト「Mr・浅野のけっさく」と「CFプチぷよ」を試食しました。2品種とも個性があり、好評でした。
浅野さんは「1つの野菜を品種改良するのに10年かかります」と、自信作を紹介しました。さらに『種苗ガイド』をもとに、秋冬野菜と春野菜の管理の仕方について説明しました。
浅野さんの話に参加者はメモをとりながら熱心に耳を傾けていました。
質問も相次ぎ、2時間の講習会はあっという間に終わりました。参加者からは「ためになってわかりやすかった」「農民は研修会が必要。定期的にやりたい」などの感想が出ました。
(宮城農民連 芳賀緑)
(新聞「農民」2013.12.16付)
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